ブラックジャックのアクションとハンドシグナル

ブラックジャックといえば、オンラインカジノやランドカジノ(本場のカジノ)問わず稼ぎやすいカジノゲームと言われています。そんなブラックジャックを実際のカジノでプレイする機会もあるでしょう。この記事では、ランドカジノでブラックジャックをプレイする際に必要なハンドシグナルについてご紹介します。

クリック操作ひとつでゲームが進行するオンラインカジノと違い、ランドカジノでブラックジャックをプレイする際は「発声」と「ハンドシグナル」の両方を使ってディーラーに意思表示をしなければいけません。いつでも本場のカジノでブラックジャックがプレイできるようにアクションとハンドシグナルを覚えておきましょう。

ブラックジャックのアクション

ブラックジャックでは合計数を21に近づけるために、カードの追加(ヒット)や勝負(スタンド)など様々な選択を取りゲームを進行していきます。ブラックジャックで用いられる全ての選択を総じてアクションと呼び、以下のようなものがあります。

  • ヒット(Hit)
  • スタンド(Stand)
  • スプリット(Split)
  • サレンダー(Surrender)
  • ダブルダウン(Double Down)
  • インシュランス(Insurance)
  • イーブンマネー(Even Money)

オンラインカジノの場合、これらのアクションは全てクリックひとつで簡単に行うことができますが、ランドカジノ(本場のカジノ)で実際にブラックジャックのゲームをプレイする際には、ご自身の選択するアクションを「発声」と「ハンドシグナル」を用いてカジノディーラーに意思表示する必要があります。ランドカジノで実際にブラックジャックをプレイする際に戸惑わないためにも各アクション選択時のハンドシグナルを覚えておきましょう。

ブラックジャックのアクションとハンドシグナル一覧

それでは早速、実戦用のブラックジャックの各アクションに対応したハンドシグナルをご紹介します。

1. ヒット(Hit)

プレイヤーに配られるカードとは別に、ハンド(手札)にカードを1枚追加することをヒット(Hit)と呼びます。ブラックジャックは手持ちのカードの合計数が21を超えないように勝負を進めていくゲームとなっているため、プレイヤーは合計数21に近づける目的のために好きなだけヒットを行いカードを追加することが可能です。

ヒットのハンドシグナル

ブラックジャックでヒットを選択する場合、人差し指と中指でテーブルを2回連続で叩きます。この合図によりディーラーから新たなカードが1枚配られます。

※ 人差し指1本でテーブルを2回叩いてもヒットの合図になります。

2. スタンド(Stand)

ハンド’(手札)にカードを追加せず、現在のハンドで勝負を行うことをスタンド(Stand)と呼びます。プレイヤーはスタンドで宣言した時点でのハンドで勝負を行うため、宣言後はカードを追加することはできません。

スタンドのハンドシグナル

ブラックジャックでスタンドを選択する場合、手のひらを下に向け左右に1度または2度軽く振ります。この合図によりハンドを確定することができます。

3. スプリット(Split)

カジノディーラーにより最初に配られた2枚のカードが同じ数字のカードであった場合、配られた2枚のカードを2分割し別々のハンドとして勝負を行うことをスプリット(Split)と呼びます。スプリットを選択した場合、最初に賭けた金額と同額分の賭け金が必要となります。

スプリットのハンドシグナル

ディーラーから配られる最初の2枚のカードが同数時のカードである場合、カジノディーラーから「スプリット?」と質問されます。スプリットを行う場合は人差し指と中指をテーブルに出して人差し指を左に、中指を右に動かしピースサインをおくります。さらにもう片方の手で最初に賭けたチップと同額のチップをテーブルに出しましょう。この合図と追加のチップによりスプリットが確定されディーラーによってカードが2つに分けられます。

4. サレンダー(Surrender)

カジノディーラーにより最初に配られた2枚のカードを確認し勝負に勝てないと判断した場合、賭けた金額の半分の額を支払うことで勝負を降りることができます。この行為をサレンダー(Surrender)と呼びます。サレンダーを選択した場合、それ以上勝負に参加することはできません。

サレンダーのハンドシグナル

ブラックジャックでサレンダーを選択する場合、プレイヤーとディーラーの全てのカードが配り終えた段階で、人差し指をテーブルに置いて左から右に動かします。この合図によりサレンダーが確定され賭けた金額の半分が没収され残りの半分が戻ってきます。

5. ダブルダウン(Double Down)

カジノディーラーにより最初に配られた2枚のカードに、賭けた金額と同額分を支払いカードを1枚追加することをダブルダウン(Double Down)と呼びます。

ダブルダウンのハンドシグナル

ダブルダウンにはハンドシグナルは存在しません。ベットエリアに最初に賭けた金額(チップ)と同額を置くことでダブルダウンが成立します。

6. インシュランス(Insurance)

カジノディーラーのアップカードを確認しナチュラルブラックジャック(21)の可能性を考えた場合、保険をかけた状態でゲームを進めることができます。この行為をインシュランス(Insurance)と呼びます。インシュランスを行う場合、最初に賭けた金額(チップ)の半額を支払うことで、結果的にカジノディーラーがナチュラルブラックジャックを成立させた場合に限り最初の賭け金と同額の配当を得ることができます。

インシュランスのハンドシグナル

インシュランスにはハンドシグナルは存在しません。メインの賭け金の半額を所定の場所(インシュランス)に置くことでインシュランスが成立します。

7. イーブンマネー(Even Money)

カジノディーラーにより最初に配られた2枚のカードでナチュラルブラックジャック(21)が成立し、なおかつディーラーのアップカードが「A」であった場合にイーブンマネーを選択することができます。イーブンマネーを選択し結果ナチュラルブラックジャックの引き分けとなった場合に配当が得られます。

イーブンマネーのハンドシグナル

イーブンマネーにはハンドシグナルは存在しません。最初に配られた2枚のカードでナチュラルブラックジャック(21)が成立し、なおかつディーラーのアップカードが「A」だった場合に、カジノディーラーから「イーブンマネー?」と質問されます。イエスまたはノーで答えましょう。

ブラックジャックのアクションとハンドシグナル|まとめ

今回は、ブラックジャックのアクションとそれに対応したハンドシグナルをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?オンラインカジノではハンドシグナルを使用せずにゲームを進めることができますが、実際のランドカジノ(本場のカジノ)では各アクションをディーラーに伝えるために「発声」と「ハンドシグナル」の両方が必要となります。ハンドシグナルを覚えておいて損はありませんので、ブラックジャックがお好きな方はしっかりと覚えておきましょう。